【ファンド】投資先紹介レポートを発行 オープンワーク(5139)

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重要な開示情報

KxShare株式会社は当資料の公表時において、GPとして運用するKxShare1号投資事業有限責任組合を通して、対象企業の普通株式を保有しております。

免責事項

本資料は、情報提供のみを目的としたもので本資料に記載される金融商品や戦略の売却の申し込みや購入の勧誘目的として使用されるものではありません。

本編

KxShareが運用するファンドでは、オープンワーク株式会社(銘柄コード 5139)に投資しています。同社は、就職・就活向けの企業クチコミプラットフォーム『OpenWork (旧称:Vorkers)』を運営している会社で、2021年11月に東証マザーズ市場(現グロース市場)へ上場しました。

KxShareは上場時の目論見書やデスクリサーチからの企業分析を通して上場日から投資しており、同社とのIR取材を通して確信度合いを高めて来ました。

 
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投資先紹介レポート オープンワーク(5139)

 

会社概要

『OpenWork』は現役社員や退職者が企業に関するクチコミを投稿するサイトで、クチコミを閲覧するために自社のクチコミを投稿することで、コンテンツを集めながらユーザーを拡大しているプラットフォームです。同様のクチコミサイトとして、リブセンス(6054)の運営する『転職会議』、エンジャパン(4849)子会社の『ライトハウス(旧称:カイシャの評判)』、グローバルウェイ(3936)の運営する『キャリコネ』があります。当社では各プラットフォームでの口コミ数や回答者を集計し、プラットフォームとしての量と質を比較いたしました。

同プラットフォームの会員増加をベースとした売上成長は伸び悩んでいた同社でしたが、2019年から中途採用のダイレクトリクルーティング事業としてマネタイズを開始し、成長が加速しています。企業の採用担当や人材紹介会社のエージェントが、OpenWorkの登録者に対して中途のスカウトを送れるサービスで、1人採用すると80万円を受け取るビジネス(直接採用の場合)です。KxShareではダイレクトリクルーティングのプラットフォームで競合する、ウォンテッドリー(3991)、ビズリーチ(ビジョナル(4194))、Green(アトラエ(6194))、OfferBox(i-plug(4177))と比較しました。

 

ストーリー① リクルーティングのマネタイズ加速

同社を見る際の特徴として、登録ユーザーのうちの一部がスカウト可能会員となり、そのうちの一部が実際にスカウトを通して転職し売上として貢献するという点にあります。登録ユーザーがクチコミを継続的に閲覧するためには、新しいクチコミを半年ごとに投稿するか、Web履歴書を入力するなどのアクションが必要となります。クチコミを何回も投稿し続けるのは難しいため、Web履歴書が最良の選択肢となっています。そしてWeb履歴書を登録すると、スカウトが可能になります。同社のスカウト可能会員数は加速的に増加しており、伴って転職決定数も増加しています。

登録ユーザー数は525万人とビズリーチの190万人の2.7倍です。スカウト可能会員数は72万人と38%に満たないですが、今後ビズリーチを上回るプラットフォームになれる可能性があるとKxShareでは考えます。

 

ストーリー② 全社成長率へのインパクト発現

成長率の高いリクルーティング事業は23年に初めて従来のOpenWorkビジネスの売上を抜かし、全社で最大のセグメントとなる見込みです。これにより全社ベースでの売上成長率が加速しています。

 

 
※レポートのAppendixでは、KxShareによる業績予想を掲載しています。

 
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